関屋病院の園芸活動が本に紹介されました
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このたび『園芸作業療法ガイドブック』に、関屋病院で続けている園芸の取り組みが掲載されました。

『園芸作業療法ガイドブック』
(クリエイツかもがわ/2025年刊、監修:岩崎 寛・早坂 友成)
この本は、全国の医療や福祉の現場で行われている園芸活動をまとめた指導書で、
当院は「療養型病院における園芸療法」の実践例として紹介されています。
掲載では「園芸は入院生活におけるリハビリの一部であり、心の支えにもなる活動」であることが、専門的な視点から示されています。
私たちの病院では、花壇づくりや寄せ植え、ラベンダーの香り袋づくりなど、
患者さまが花や緑にふれる機会を大切にしています。

こうした活動は、季節を感じるひとときとなるだけでなく、「家族に見せたい」「収穫した野菜を届けたい」といった気持ちを生み、リハビリへの意欲につながることもあります。
病院での生活が長くなる中でも、自然とふれあうことは、患者さまに安心や喜びをもたらし、ご家族とのつながりを深めるきっかけになっています。
これからも、患者さまとご家族がともに笑顔になれるよう、花や緑を身近に感じられる環境づくりを続けてまいります。

園芸療法士(左)・リハビリテーション室 作業療法士(中央・右)