植物を育てたり、自然に触れることで心と体の健康を支える療法を「園芸療法」といいます。
これは、リハビリや医療・福祉の分野で活用されており、ストレスの軽減や意欲の向上、さらには手指のリハビリにも効果があるとされています。

あおぞら庭園の一角には、リハビリスタッフと患者さまが一緒に育てている庭があります。チューリップの球根を植え、菜の花の種をまいており、チューリップの芽が少しずつ顔を出し始めました。

リハビリで活用しているあおぞら庭園のほかにも、各病棟からアクセスしやすいガーデンやベランダがあり、療養生活の中で自然を感じたり、新鮮な空気を吸ったりできるよう整えています。


また、庭園には看板を設置しています。

患者さまとの会話が、看板を見ながら植物の話で広がればと思います。


この機会に園芸療法を知っていただき、散歩に出たり、植物を話題に上げていただく機会になれば幸いです。