
食べる喜びが実感できる
口からの食事を。
「食」は、栄養を摂取するという意味でとても重要ですが、それだけではありません。入院中の患者さまにとって、日々の食事は大きな楽しみのひとつでもあるからです。当院では、ご家族やご本人の希望があり食べられる可能性があるなら、口から食べる喜びを再び感じていただけるよう最大限サポートしています。
お一人おひとりのご体調に合わせて
一例/まぐろのお造り
※その他、軟菜食、軟菜一口大食、粗きざみ食、極きざみ食、流動食もご用意しています。
当院に転院されたときは、それまで入院されていた病院からの情報に基づいて最初の食事形態が決定されますが、その形態がずっと変わらないというわけではありません。「ソフト食」を「きざみ食」に、「きざみ食」を「普通食」に変えるときもあれば、むせることが多くなったり体調が優れなかったりした場合は「きざみ食」を「ソフト食」に変えるなど、体調に合わせて柔軟に対応させていただいています。
食事も栄養摂取も患者さまに合う形で。Fit the patients

Concept 01食事が困難な患者さまには。
胃や腸にチューブを挿入して栄養や水分を取り込む「経管栄養」により栄養を摂取していただきます。なお、口から食事をしないと唾液の分泌量が減り、口内の自浄作用が低下するため、当院では食事が困難な患者さまにも口腔ケアを行っています。

Concept 02毎日、楽しみにしていただけるお食事を。
和食・洋食・中華料理とバラエティに富むお料理をご提供。時には手作りデザートもご用意し、患者さまのご期待にお応えしています。当院は病院ですが、ご希望の方にはおやつのご提供も可能です。

Concept 03自家菜園で育てた野菜をお食事に。
玉ねぎやラディッシュ、ゴーヤ、パプリカ、トマト、イチゴ、うすいえんどうなどを院内の菜園で育てて食材として使用しています。収穫した野菜の皮むきなどをリハビリで患者さまにお手伝いいただくこともあります。
特別なお食事
日々の食事に、メリハリを。
季節感が感じられる「ごちそう暦」、誕生日のお祝いメニュー「あっぷる割烹」もご提供しています。

Special 01季節感が感じられる「ごちそう暦」
ひな祭りの海鮮ちらし寿司や土用の丑の日のうなぎの蒲焼、敬老の日のお祝い御膳、松茸ご飯の入った秋の味覚御膳などを、月に一度ご提供しています。
ごちそう暦とは別に、七草がゆ、七夕のそうめん、冬至のかぼちゃ料理、大晦日の年越しそばなどもお召し上がりいただいています。

Special 02お誕生日をお祝いする「あっぷる割烹」
お誕生月の患者さまにお召し上がりいただく特別会席です。3つの食の形態(普通食、ソフト食、プリン食)から当院が患者さまに合った形態をお選びし、ご家族さまには「選択メニュー」から患者さまにお楽しみいただきたいメニューをお選びいただきます。
※「あっぷる割烹」につきましては別途費用は必要ありません。
